フコキサンチン豊富なアカモク

アカモク

北海道(東部を除く)から日本全土の漸深帯(浅海)に分布し、朝鮮半島、中国及びベトナム北部にまで分布する。1年生で、秋から冬に生長し、4-7mの長さに達する。秋田県では「ギバサ」、山形県では「銀葉藻(ギンバソウ)」、新潟県では「長藻(ナガモ)」と呼び食用にする。収穫した赤褐色の生の段階で強い粘りを持つことが特徴であり、収穫してすぐに茹で上げると、鮮明な緑色になります。

アカモクに多く含まれる赤い色素のフコキサンチンには、脂肪燃焼細胞を増やす効果があるので、脂肪燃焼につながることまでわかってきたそうです。

アカモクに含まれるフコキサンチンの量は、ワカメの2倍、昆布の6倍もあり、その他ミネラル、食物繊維、タンパク質のアミノ酸組成が優れている、オメガ3脂肪酸比率が高いなどスーパー海藻なのです。

古来日本では、神事・正月飾り・祝い事に用いられており、万葉集には美の代名詞『玉藻』と詠まれています。

 

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五種の海藻「藻里のスープ」

ポリフェノール豊富なツルアラメ

ツアラメ

主に九州北部から青森周辺にかけての日本海沿岸に分布する昆布の仲間の海藻。最も大きな特徴は根が蔓(ツル)のように長く伸びて岩の上を匍匐(ほふく)し、その各所から新芽を出すこと。この特徴がツルアラメの名前の由来と言われています。

このような性質のこんぶ類は外国にわずか知られていますが、日本にはこれ一種しかない珍しい海藻で、水深199メートルの海底から多数採取され、最も深いところから採取された海藻としても記録されています。

大間の海中写真

大間の海中写真